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  緒方春朔 −わが国種痘の始祖−  
-著書の紹介-

「ロータリーの理想と友愛」読本

『「ロータリーの理想と友愛」読本』の表紙「ロータリーの理想と友愛」読本

『THIS ROTARIAN AGE』 ポール・ハリス 著
「ロータリーの理想と友愛」 米山梅吉 訳

発行日:第一刷 2009年7月1日/第二刷 2010年6月1日
編者:甘木RC元会長 第2700地区元ガバナー補佐 富田 英壽
頒価:1,500円(税込み)
制作販売:株式会社 四ヶ所
TEL:0946-22-2369
FAX:0946-22-9804


【廣畑富雄パストガバナー推薦のことば】
 【ポール・ハリス著・米山梅吉さん訳の「ロータリーの理想と友愛」(原文はThis Rotarian Age)を読まれた方が、かなり居られると思います。ポール・ハリスが書いた、重要な本です。現在手に入るのは(ロータリー文庫より)、残念ながら、米山さんの訳をかなり勝手に変えています。
 それで、この富田英壽さんが書かれた『「ロータリーの理想と友愛」読本』を、特にお勧めしたいと思います。これは米山さんの訳に、忠実に従っておられます。例えばClub Serviceは、今はクラブ奉仕と訳していますが、米山さんは「クラブ・サーヴィス-クラブ会務に関する事項」と訳していらっしゃる。私は、本来の米山さんの訳が正しいと思っています。】

【「編者のことば」より】
 【近年ロータリーは数々の問題を抱え、ロータリーの魅力が失われてきたと、多くの見識あるロータリアンが指摘しています。それはロータリーの理念がおかしくなり、例会の軽視であったり、職業分類の軽視であったり、慈善事業への傾斜しすぎになっているのではないかということであります。
 廣畑富雄氏(第2700地区パストガバナー)は『ロータリーの心と原点』を上梓し、ロータリーの魅力と存在意義を再認識し、ロータリーが良い方向に進んでいくことを願っておられます。
 ロータリーの原点がどんなものであるのかを知るには、ロータリー創始者ポール・ハリスが著した『THIS ROTARIAN AGE』を読んでみると良いと多くの先輩ロータリアンが推奨しています。ロータリー文庫通信130号でも、「読んでおきたい本」として数多い資料の中で一番に挙げています。
 また、この書物を評して、その序文(チェスレー・アール・ペリー)にはこのようにあります。

 「もし、ある人がロータリアンとなって、未だロータリーにより十分なる人間性を感受し得ざる不満足を懐くとすれば、本書を一読して明快にその不満足を一掃するであろう。あるいは、ロータリー運動をもって参加に値するほど重要ならずと感じ、これに興味を失わんとするロータリアンありとすれば、その誤られる認識は本書によって直ちに是正されるだろう」      

と。ペリーが語るごとく、この書物は、われわれロータリアンは一度は目を通しておきたい書物でありましょう。
 この本はロータリーが創立されて約30年後に、ポール・ハリス自身が書いたものであります。ポール・ハリスやその当時のロータリアンの考えが分かり、ロータリーの原点がどんなものであったか知ることが出来そうです。ロータリーに関する過去と現在の事実、あわせて将来に予見せられる可能性とをよく解明し述べられています。
 幸い米山梅吉氏によって昭和11(1936)年に本書が翻訳され、『ロータリーの理想と友愛』という表題で三省堂から出版されました。現在は絶版です。  
 これは70数年前に翻訳出版された書物でありますので、漢字が旧漢字で、仮名遣いが旧仮名遣いであるためでもありましょうか、今の我々には文意を読み取るのに非常に困難を覚えます。
 そこで旧漢字を常用漢字に、旧仮名遣いを現代仮名遣いに変えるなどの工夫を行い、少しでも読み易くなるよう試みました。この本によりロータリーの原点というものを俯瞰し、ロータリー運動のさらなる理解に資して頂くためにと出版することにしました。....】

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